入試問題・傾向と対策

総合

出題方針
「総合」では、複数教科のこれまでの学習内容を含み、聖ヨゼフ学園の基本精神に基づくものを出題します。特に興味を持たせたい自然科学的現象や社会科学的事象などを題材として取り上げます。知識だけではなく、これまでの生活体験なども解答に向けての大切な材料となります。また、問題には解答のヒントがいくつもちりばめられ、解答しながら楽しく学ぶことができるよう意識して構成しています。
出題例(平成25年度入試問題より)

東京近郊に住む高校生400人に対し、2005年と2012年に「食に関する意識と実態」に関するアンケートをおこないました。あとの問いに答えなさい。

  1. 次のグラフは「食事を残すことについてどう思うか」というアンケート結果を表しています。また、下の文章は、このグラフからわかることをアンケート結果としてまとめています。文中(①)~(④)にあてはまるものをア~クから選び、記号で答えなさい。

    食事を残すことについてどう思うか
    アンケート結果のまとめ

    2005年に実施した調査と比べると、2012年の調査では、(①)、(②)が大幅に増え、(③)、(④)が大きく減っています。それは2011年に起こった東日本大震災が、それまで当たり前のことであった「飽食」という飽 きるほど十分に食べるという考え方を変化させ、多くの人が食べ物を残すことへの罪悪感を持つようになったことを示しています。

    • ア. もったいない
    • イ. 作ってくれた人に悪い
    • ウ. 食べきれない時は仕方がない
    • エ. 嫌いなものの時は仕方がない
    • オ. 太らないため仕方がない
    • カ. 残すほうが上品に見える
    • キ. その他
    • ク. 特に何も感じない
  2. 次のグラフと表は、「昨年の東日本大震災から1年が過ぎて、家族との食や食生活はどのような変化があったか」というアンケート結果を表しています。
    アンケート結果のまとめの中の各文章を参考にして、グラフと表の(①)~(④)にあてはまるものをイ~オから選び、記号で答えなさい。

    昨年の東日本大震災から1年が過ぎて、家族との食や食生活はどのような変化があったか
    アンケート項目
    • ア. 家族と食事をすることが増えた
    • イ. なるべく残さず食べるようになった
    • ウ. 家族との食事時間を大切に思う気持ちが強くなった
    • エ. 家族と食事中の会話が増えた
    • オ. 食事の支し度たくなど、手伝いをすることが増えた
    アンケート結果
    アンケート結果の性別・学年のうちわけ
    アンケート結果のまとめ
    • 「そう思う」と「まあそう思う」を合わせた割合が高いのは「イ. なるべく残さず食べるようになった」と「ウ. 家族との食事時間を大切に思う気持ちが強くなった」で、ともに半数近い割合である。
    • 女子全体では「ウ. 家族との食事時間を大切に思う気持ちが強くなった」の割合は6割に達している。
    • 「ア. 家族と食事をすることが増えた」「エ. 家族と食事中の会話が増えた」、「オ. 食事の支度など、手伝いをすることが増えた」における「そう思う」、「まあそう思う」を合わせた割合も、いずれも3割台である。
    • 高校1年生では「エ. 家族と食事中の会話が増えた」の割合は4割を超えている。
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総合
  1. (1) ① ア ② イ ③ ウ ④ ク
  2. (2) ① エ ② オ ③ イ ④ ウ

国語

出題方針

学園の建学の精神「信望愛」や教育方針である「よく学び努力する人、知恵のある人」「いのちを喜び、感謝と奉仕の心を持って生きる人」にかなった文章を選定することに努めています。また、入学試験を受けた後にも、受験生の心に残り、続きを読んでみたいと思えるような文章や、前向きな考え方や未知の事象を得られる等、メッセージ性のある文章を題材にするようにしています。

随筆・小説においては、受験生が語り手や主人公の心情をくみ取りやすいよう同世代の子どもを中心とした世界が描かれている作品を出題する方針です。

作文問題は、本文をもとに自分が社会や他人とどのようにかかわっているのか、また、今後どのようにかかわりたいと思うか、について考えることを目的としています。また、社会のさまざまな問題を他人事とせず、自らの課題としてとらえ、自分の考えを述べさせるようにしています。

設問
  1. 漢字・慣用句・敬語など言葉の知識があるかどうかをみる問題(語彙力)
  2. 作者の伝えたいことを的確につかむことが出来るかをみる問題(読解力)
  3. 自分の考え方を適切な言葉で表現できるかをみる問題(表現力)
出典
年 度 日 程 作品名 著者名
2015 A方式1次 小さいときから考えてきたこと 黒柳徹子
2015 A方式2次 雨の降る日は学校に行かない 相沢沙呼
2015 A方式3次 14歳の君へ 池田晶子
2014 A方式1次 目を閉じて心開いて 三宮麻由子
2014 A方式2次 花や咲く咲く あさのあつこ
2014 A方式3次 君たちはどう生きるか 吉野源三郎
2013 A方式1次 13歳は二度あるか
「現在を生きる自分」を考える
吉本隆明
夏の日の思い出は心のゆりかご 栁田邦夫
2013 A方式2次 こぼん 吉村喜彦
トキよ未来へはばたけ 国松俊英
出題例(平成27年度入試問題より)

次の〈例〉のように①~⑤の二つの文のには共通の言葉をあてはめることができます。その言葉を漢字と送りがなで答えなさい。

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国語
  1. ① 曲げる
  2. ② 刻む
  3. ③ 引く
  4. ④ 結ぶ
  5. ⑤ 飲む

算数

出題方針

基礎力の確認を目的として、主に3つの視点から作問しています。

  1. 計算(色々な基本計算ができますか)
  2. 図形やグラフの利用(図形やグラフを読み取り、問いに答えられますか)
  3. 記述(自分の考えを数式や文章で表すことができますか)
出題例(平成27年度入試問題及び体験入試より)

77 - 63 ÷ (15 - 8)

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3桁の数56●は、3の倍数です。●にあてはまる数は、 全部で個です。

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下の図のように、正十二角形を12個の三角形に分けました。三角形 ア を、点●を中心にして右回りに°だけ回転すると、三角形 イ に重なります。

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下の図のように、一辺が1cm の立方体5個を組み立てました。この立体の表面積はcm2 です。

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大人と子ども合わせて12人が博物館に入るのに、合計8000円を払いました。
1人分の入館料は、大人900円、子ども500円です。
このとき、下の面積図を利用して大人と子どもの人数を求めます。
次の(ア)~(オ)にあてはまる数を答えなさい。

面積図全体は、900円×12人= ( ア )円 を表しており、の面積は、( イ )円 を表している。
図より、 ( ウ )円 なので、子どもの人数が( エ )人と分かる。
よって、大人の人数が( オ )人と分かる。

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国語
  1. ① 曲げる
  2. ② 刻む
  3. ③ 引く
  4. ④ 結ぶ
  5. ⑤ 飲む
算数(1)
68
算数(2)
3個
算数(3)
270°
算数(4)
22cm2
算数(5)
  1. (ア) 10800円
  2. (イ) 2800円
  3. (ウ) 400円
  4. (エ) 7人
  5. (オ) 5人

社会

出題方針
  1. 教科書の範囲内からの出題
  2. 地理・歴史・公民の3分野からそれぞれ出題
    • 地理:資料(問題文・地図・表など)に書かれている内容を読み取ります。
      問題を通して、日本の新たな発見をします。
    • 歴史:大きな時代の流れと、時代ごとのおおまかなようすをつかみます。
    • 公民:時事問題をベースに基礎知識を確認します。
出題例(平成26年度入試問題より)

下のグラフは横浜市における市長選挙と衆議院選挙の投票率を表したものです。問いに答えなさい。

  1. 市長の任期は何年ですか。数字で答えなさい。
  2. 今回の市長選挙の投票率に比べ、前回の市長選挙で投票率が高い理由は何だと考えられますか。わかりやすく説明しなさい。
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社会
  1. 【1】 4年
  2. 【2】 衆議院の選挙と同じ日だったから

理科

出題方針

理科科の方針として、入試では4分野(物理・化学・生物・地学)からまんべんなく出題し、以下のような3つの力をみています。

  1. 小学生として知っていなくてはならない基本的な科学的知識力
  2. グラフや表から科学的な情報を正確に読み取る力
  3. 基本的な計算力と文章表現力

対策としては、まずは、教科書をよく読みましょう。理科の問題を解くには思考力が必要です。用語などを暗記するだけではなく、グラフや表などの読み取りに慣れるようにしましょう。また、記述問題や比例などの計算問題は必ず出題されるので、過去の入試問題を参考に練習をしましょう。さらに、入試前1年間の科学に関するニュースや自然現象なども意識して、理解するようにしてください。

出題例(平成27年度入試問題より)

地球温暖化の原因の一つが、大気中の二酸化炭素の増加といわれています。二酸化炭素は、私たち生物が地球上に存在する以前から地球の大気に多くふくまれていました。地球は約46億年前に誕生し、最初の生物は約35億年前に現れたといわれています。約27億年前には、あるはたらきをもつ生物が現れ、その生物が増ぞう殖しょくしたことにより大気中の二酸化炭素がしだいに減少し、酸素が増加しました。

18世紀後半ごろから、産業の発展に伴ともない石油や石炭を大量に消費するようになり、大気中の二酸化炭素の量は、200年前と比べると35%ほど増加しました。これからも人類が同じような活動を続けるとすれば、地球の平均気温は今より上昇すると予想されています。エネルギーに関する図を見て、次の問いに答えなさい。

  1. 下線部で現れた生物は、どのようなはたらきをもっていますか。
  2. 図1を見て、震災前と震災後で、最も減少した電源は何ですか。次のア~オから1つ選び、記号で答えなさい。
    • ア. 石油
    • イ. LNG
    • ウ. 石炭
    • エ. 原子力
    • オ. 水力
  3. 次の文章を読み、間違っているものをア~エから1つ選び、記号で答えなさい。
    • ア. 火力発電ではたくさんの二酸化炭素が発生するが、原子力発電では二酸化炭素がほとんど発生しない。
    • イ. 火力発電では、石油を燃やしたときの熱を利用してタービンを回して発電を行う。
    • ウ. 日本には、原子力発電所がない。
    • エ. 原子力発電では、放射性廃棄物が問題となっている。
  4. 地球温暖化による気温上昇が進むと、さまざまなことが起こると考えられています。次のア~クから地球温暖化とは関係のないものを3つ選び、記号で答えなさい。
    • ア. 異常気象の増加
    • イ. 熱中症の増加
    • ウ. 酸性雨の増加
    • エ. 地球の自転速度の増加
    • オ. 低地の水没
    • カ. 洪水の増加
    • キ. 熱帯性の伝染病の増加
    • ク. 海水面の低下
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理科
  1. 1) 光合成
  2. 2) エ
  3. 3) ウ
  4. 4) ウ・エ・ク

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