プランニング!

 PYPコーディネーターのK先生が、校長室のドアを意味ありげにゆっくりと開けて、「これから各学年のプランニングがありますが、校長先生は出られますか?」PYPの各ユニットごとに行われるプランニングです。普段はそんな言い方しないのに、今日は何か奥歯に物のはさまったような言い方で来ました。「何かがあるな!」「何年生を見てほしいのですか」「二年生と三年生合同のプランニングが三年の教室であります」

 時間になって教室に行くと、三年生の担任(ユニットリーダー)の先生が、今年度最後のユニット6の企画、狙いを丁寧に説明しています。教科の枠をこえたテーマは「この地球を共有するということ」セントラルアイデアは「MOTAINAIは地球を守る第一歩である」具体的な計画を確認しながら、発表の仕方や、アイパッドの確認、学校生活の中でこの活動をどう落とし込んでいくか。先生たちの真剣な議論が続きます。

 次は二年生のユニットリーダーN先生。教科の枠をこえたテーマは、三年生と同じです。セントラルアイデアは「誠実に向き合うことは争いを解決に導く」具体的には「平和と紛争解決」です。「国際的な紛争の前に、児童たちの身近な争いに目を向けるようなプランはどうでしょうか。」「誠実ということばを二年生としてどうとらえることができるか」「穏やかで優しい児童が多い二年生だけど、この日常が大切だってことを改めて感じてもらいたい」「具体的にどんな教材やプランがあるか、良いアイデアを教えてほしい」・・・続く。

 PYPコーディネーターのK先生、この真剣な会議がユニットの間中繰り返されていることを知ってほしいと思ったのですよね。精進します。

2025年1月21日(火)  校長  清水勝幸


月別アーカイブ


  • アクセスマップ
  • 聖ヨゼフ学園中学・高等学校

TOP