12年間!
懐かしい卒業生が職員室を訪れてくれた。小学校から中学、高等学校までの12年間を聖ヨゼフ学園で過ごした卒業生。小学校の職員室に入ってきた瞬間に、何人もの先生方が満面の笑顔で迎えてくれた。元担任の先生方、委員会や授業でお世話になった先生方、卒業生も先生方もみんな嬉しそう。懐かしい話で盛り上がっていた。私は彼女が中学、高校時代しか知らないけれど、その前の6年間もこんなに愛されていたんだと嬉しくなった。
小学校の職員室から中高の職員室へ移動。中高は成績書類などの関係で職員室に入れない。今度は先生方が出てきてくれた。クラブの顧問や教頭先生と楽しそうに、嬉しそうに話している。12年間の学びがここにあると確信した。小学校では放送委員、中高では演劇部に所属しながら、自らのテーマを突き詰め、取材に行ったことが新聞などで紹介された。社会人一年目の今は報道の第一線で働いているそうだ。なりたかった仕事に就き、忙しいながらも充実した日々を送っている様子が伝わってきた。聖ヨゼフ学園での探究の12年間は、社会人としての彼女の働き方に大きく影響しているのではないかと思う。今日も卒業生や先生方に大きな力をいただいた。
2025年1月10日(金) 校長 清水勝幸
カテゴリ: 校長日誌|投稿時刻:2025年1月10日