神様からの贈り物(待降節のお話5)

 師走になり一年を振り返ることが多くなりました。教会の暦では待降節になり新しい一年の始まりとなりましたが、日常としての12月は、一年の締めくくりです。最近では、一年を振り返るとともに自らの人生を思い返すことが多くなりました。亡くなった両親や兄弟のこと、お世話になった恩師のこと。特に学生時代に直接お話を聞くことがができたマザーテレサは、特に印象深く何度も思い出します。

 「子供たちは神様からの贈り物です。神は子供をご自分のイメージ(ひな形)として創造なさいました。すなわち、子どもは愛し愛される存在なのです。その意味で、親というものは、この世で最も美しい仕事ができる存在なのです。」このマザーの言葉は、保護者の皆様だけでなく、教育に携わる私たちにも力強い言葉として心に響きます。この、神様からいただいた「最も美しい仕事」をさせていただく喜びを、保護者の皆様と共にできることを感謝いたします。

追記:12月8日は「無原罪の聖母マリア」の祭日でした。ただ、日曜日の主日と重なっていたため、本日が祭日となります。残念ながらマリア様の大きなお祝いですが、学校はお休みにはなりません。(イタリアやスペインなどでは国民の祝日となっています。)

2024年12月9日(月)  校長  清水勝幸


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