希望の巡礼者 (待降節のお話3)
昨日、学園長の平松神父様によるカトリック講座が開かれました。テーマは「希望の光・愛に満たされて」
その中で紹介された教皇フランシスコの大勅書「希望は欺かない」より、「すべての人は希望を抱きます。明日は何が起こるか分からないとはいえ、希望は良いものへの願望と期待として、一人ひとりの心の中に宿っています。けれども将来が予測できないことから、相反する思いを抱くこともあります。信頼から恐れへ、平穏から落胆へ、確信から疑いへーーー。わたしたちはしばしば、失敗した人と出会います。自分に幸福をもたらしうるものなど何もないかのように、懐疑的に、悲観的に将来を見る人たちです。聖年が、すべての人にとって、希望を取り戻す機会となりますように。神のことばが、その根拠を見つけるのを助けてくれます。・・・希望はまさしく愛から生まれ、十字架上で刺し貫かれたイエスのみ心からわき出る愛がその根本です。
カトリック教会では、25年に一度、バチカンのサンピエトロ大聖堂の聖なる門が開かれ、一年後に閉じられます。罪のゆるしと償いの免除(免償)が与えられ、和解や社会正義の実現が求められる一年を「聖年」と定めています。今年は2024年12月24日から2026年1月6日です) *今回を逃すと私は二度と聖なる扉を通ることはできません。行きたい。行けるかな。いや、行きます。たぶんオンライン(涙)
2024年12月5日(木) 校長 清水勝幸
カテゴリ: 校長日誌|投稿時刻:2024年12月 5日