主の降誕(待降節のお話 11)
今日は12月24日、クリスマス・イブです。私が小学生の頃、クリスマスの思い出と言えば、父と兄との三人で、教会の裏山でクリスマスツリー用の木を伐りだし、自宅の床の間にツリーを飾ったことです。裏山には樅木は無く、代用の檜を切り出しました。小学生の私には大木だったと思っておりましたが、床の間に飾れるくらいですから2メートルもなかったのかもしれません。50年以上も前の思い出です。クラスにもカトリックの信徒は少なく、この時ばかりはカトリック信徒として生まれてきたことを誇らしく思いました。もちろん当時はLEDもなく、電飾も太いコードが目立つ簡素なものでした。バタークリームのクリスマスケーキは、待ちに待ったお楽しみです。我が家の古くからのルールは、年長者が切り分け、年少者から選ぶというもの。もちろん、末っ子の私が一番先に選びました。決して裕福でもなく、どちらかと言えば貧しい家族だったかもしれませんが、とても楽しかった。
今日のクリスマス・イブ、教会に行く人も、いかない人も、キリスト教の信仰がある人も、そうでない人も、日々の生活の中での小さな幸せを、感謝するひとときとなりますように。神様の豊かなお恵みが皆さんの上に!メリークリスマス。
2024年12月24日(火) 校長 清水勝幸
100円ショップのアドベントボックス。白木のものにアクリル絵の具で色付けしました。箱をひっくり返すと絵が出るようにしました。(私ではなく相棒が)ボックスの中にはツリーのオーナメントと、4つの宝物が入っています。
同じく100円ショップのものに色付け。これは私が頑張りました。
カテゴリ: 校長日誌|投稿時刻:2024年12月24日