愛 その2

 【親子の愛】子が親を慕い、親が子を自己の分身として慈しむ自然の気持ち  三省堂新明解国語辞典より

 自らが親となって始めてわかる、親の思いと愛の強さ。両親から大切に育てていただいたとの思いはあるが、思い返すと生意気なことを言ったり、わがままな行動をとって、いっぱい迷惑をかけてきたように思う。また、新明解にあるように、「自己の分身として慈しむ自然の気持ち」を、わが子に十分に伝えることができたかと言えば、はなはだ心配でもある。

 児童の皆さんがいない教室は、静かだがちょっと淋しい。毎日起こる小さなアクシデント(時には喧嘩ともいう)も児童がいればこそである。子どもたちは残り少ない夏休みを惜しんでいるかもしれないが、私としてはもうそろそろ帰ってきてほしい。あと10日、まだ10日、もう10日。早くこいこい始業式。

2024年8月20日(火) 校長  清水勝幸



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