自分たちの記録に勝て

 先日の午後、教頭先生と校内の防火扉や消火栓などの確認をしながら校内を歩いておりました。第一アリーナのギャラリーを通った時のことです。アリーナでは運動会前の合同体育が行われていました。2クラスの児童を座らせて体育科の先生が熱く語っていました。「運動会の競技は競争なのだから勝つこともあれば負けることもある。もし相手チームに負けたとしても恥じることはない。堂々と戦ったのだから。」「相手チームに勝つことも大切だけど、今まで練習してきた自分たちの記録に勝つことも大切なんじゃないかな。先生はそう思うよ」

 その通り。私もそう思います。負けた時の悔しさを勝ったチームへの称賛に変える。スポーツの持つ最も高貴な精神です。明日の運動会が子どもたちの素敵な思い出となりますように。保護者の皆様のご協力をお願いします。勝った時は褒めてあげるとともに謙虚さを、負けた時は慰めとともに潔さを子どもたちに教えて下さい。

 保護者の皆様にとっても、良い思い出の一日となりますように。

2024年6月8日(金)  校長  清水勝幸20240607_150736.jpg

明日の本番を待つだけです。



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