認めることの難しさ
時々、他校や別のグループの研修や講演を頼まれることがありました。その多くは教職員対象の研修なのですが、テーマがどんなに違っても、伝えたいことはそれほど変わりません。その中でも必ず伝えたことに、自分の弱さを恥じないこと。足りないからこそ、助け合うことができるのだから、困ったときには助けを求めること。そして、助けを求められたら、気持ちよく助けること。互いに支えあう集団こそ、発展がある。と偉そうに言ってきました。しかし、自分に当てはめるとこれが難しい。
ある組織図をエクセルを使って作っています。基本的な罫線の操作がどうしても思い出せず、ああでもない、こうでもないと格闘すること数時間。意を決してICT支援員の先生に聞きました。2分で終了です。「こんな簡単なことも分からないと思われたくない。」安っぽいプライドが邪魔します。「そのためにいるのです。いつでも聞いてください。わからないことは一緒に調べますから」。感謝。「互いに支えあう集団こそ、発展がある」。自分の弱さを認めるって難しい。だから大切。
2024年4月18日(木) 校長 清水勝幸
カテゴリ: 校長日誌|投稿時刻:2024年4月18日