聖週間

教会では、今週の日曜日に受難の主日(枝の主日)のミサが行われ、

イエス・キリストの受難の1週間である聖週間が始まりました。

「聖木曜日」(18日)は、主の晩餐の夕べのミサが行われます。

ミサの中でイエス様が弟子たちの足を洗ったという故事にちなんだ

「洗足式」と聖体安置式があります。

「聖金曜日」(19日)はイエス様の受難の記念日です。

イエス様の死を黙想するとともに、十字架の勝利を賛美するために、

十字架の顕示の後に、十字架の礼拝式が行われます。

「聖金曜日」と復活祭の準備の日である「聖土曜日」は、

イエス様が亡くなり、

墓に安置された日であるという古来の伝統に基づき、ミサは行われません。

そして「聖土曜日」の日没から復活の主日が始まります。

復活の聖なる徹夜祭では、

参列者があかりをともして主の帰りを待つことをあらわすために「光の祭儀」が行われ、

旧約から新約にいたる聖書が朗読される「ことばの祭儀」が行われます。

続いて「洗礼式」が行われ、新しい教会の仲間を迎えるとともに、

参列者がそれぞれ自分の洗礼と信仰を見つめ直します。

そして、イエス様の死と復活を通して、

私たちのために準備された食卓に招かれる「感謝の典礼」が行われます。

復活祭では、ゆでたまごの殻に鮮やかな彩色を施したり、

美しい包装をしたりするイースター・エッグという習慣もあります。

イエス様の誕生を祝うクリスマスとともに、

カトリックの教会で最も大切にしている祝日です。

21日の日曜日は、ぜひお近くの教会へ行かれることをおすすめします。

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(文責:6年学年担当)


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