第41回音楽会
11月3日(祝)に本学園勝野講堂にて第41回音楽会が開催されました。
例年通り各学年ごとに聖歌、合唱曲、器楽曲を、
クラス授業の練習を含めて約3カ月をかけ、音楽会に挑みます。
学年合同音楽授業は、10月17日から始まりました。
本番2週間前から始まる合同練習での生徒たちの意欲と努力は、
こちらが感心するほどの成長を見せ、精神的にも強くなり、
また学年が一つとなって同じ目標に向かって進む姿の一生懸命さに心が打たれます。
それだけに、本番での生徒たちの演奏は、
その思いや日々積み重ねてきた努力を爆発させ、
聴いてくださる沢山の方々のお心に感動を届けてくれたと思います。
学年ごとの大きなジグゾーパズルを作りあげようという目標のもと、
みんなで力を補いながら作り上げた演奏の後には、
達成感と自信に満ち溢れた笑顔でいっぱいでした。
音楽は祈りです。
いつも唱えるお祈りと同じように
みんなで心を合わせて演奏する音を聴きあうことで
一つの音楽となります。
自分たちだけでなく、聴いてくださるお客様とも一つになれた瞬間でした。
毎年、会場全体でお客様と一つになれる瞬間は、
心と身体の奥から温かいもので包まれた気持ちになります。
音楽会では、演奏し発表するだけではありません。
音楽会実行委員、召集係、来賓係、受付係など、
5,6年の児童が舞台裏で、会が滞りなく運べるように
事前準備も含めて当日終わりまでサポートします。
高学年でしかできない働きも、音楽会への成功に繋がっています。
音楽会を通して、学んだこと、感じたことを
これからの学校生活でも生かし、自信につながり、
よりよい活動につなげてもらいたいと思います。
(文責:音楽科)
カテゴリ: 行事|投稿時刻:2018年11月 7日