4年生体験学習 ~1日目~
絶好の秋晴れに恵まれ、本日より2泊3日の富士山体験学習が始まりました。
共に遊び、共に学んできたクラスや学年の友達と、
泊まり掛けで生活を共にしたり、
富士山の雄大な自然の中で活動したりすることを通して、
共に助け合い、進んで協力する姿を育む場となります。
また、先週から探究のユニット4「水は限られた資源である」が始まっており、
私たちが普段、学校で何気なく使っている水と、
富士山とのつながりを探る絶好の機会でもあります。
朝、いつもより少し早めに集合し、出発式を行った後、
いざ富士山へと出発しました。
今日のメインの活動は、溶岩洞穴ツアーです。
富士山の麓には、噴火で流れ出た溶岩が形成する多種多様な洞穴があります。
形状や大きさも異なる5つの洞穴を、グループに分かれて次から次へと探検しました。
天井の低い洞穴を這うように進み、狭い隙間をくぐり抜け、
小さな穴から這い上がってようやく1つ目をクリア!です。
奥深い洞穴では、全ての灯りを消して、真の暗闇の中で静寂を味わいました。
天井を照らすと、岩肌がきらきらと星空のように光輝いています。
そーっと触ってみると...「冷たい!水だ!」。
樹海に降った雨が地下に滲み込んで、洞穴の天井から滲み出してきていたのでした。
想像を越えた、経験もしたことのないようなアドベンチャーに、子ども達のスイッチが入ってしまったようで、
みんな目をキラキラさせながら、夢中になっていました。
5つ全ての洞穴を制覇して、達成感と充実感に溢れた活動となりました。
その後、宿舎での入所式から、本格的な係活動の開始です。
先生に言われた通りに動くのではなく、自分達でしおりを確認しながら、
それぞれの係が役割を果たし、自分達で運営していきます。
4年生から始まる初めての取り組みに、慣れないこと、戸惑うこともありましたが、
互いに協力し合い、助け合う姿があちこちで見受けられました。
いろいろと改善できるところもありますが、まずは今日の頑張りを心から褒めてあげたいと思います。
溶岩洞穴のアドベンチャー体験に、知らず知らずの内に緊張もしていたのでしょう、
予定よりも30分早く、9時にはみんな眠りにつきました。
明日はいよいよ富士山登山、天候に恵まれるよう祈っています。
(文責:4年生学年担当)
カテゴリ: 行事|投稿時刻:2018年10月10日