図工科出前授業 2017
12月1日、日本美術院から、
岸野香先生・高橋雅美先生・木下千春先生・事務局の和田さまの4名の先生方にご来校いただき、
5年生に「墨や日本画の岩絵の具について」の授業をしていただきました。
はじめに、先生方の自己紹介と、
それぞれの作品へのテーマや想いについてお話しいただきました。
墨の種類やすり方・表現など、墨についての様々なお話をしていただくと、
子供たちは時に歓声を上げつつ、興味津々に聞き入っていました。
いよいよ墨の作品作りです。一人一人が墨の表現を楽しむ様子が見られました。
2時間目は、岩絵の具や膠についてのお話です。
日本画では、岩絵の具という天然の石を砕いて作った粉状の絵の具を、
動物の皮革や骨髄で作った膠を接着剤として混ぜて使います。
実際に、岩絵の具の粒子や原石・膠に触り、匂いをかぎ、
初めての画材に沢山触れることが出来ました。
先ほど墨で描いた作品に、岩絵の具で色を付けます。
短い時間でしたが、日本美術院の先生方に沢山のことを教えていただき、
子どもたちも意欲的に取り組み、とても充実した時間となりました。
作品は、3学期の授業参観で展示予定です。是非ご覧ください。
(文:図工科)
カテゴリ: 授業紹介|投稿時刻:2017年12月 5日