公開授業研究
2月5日(金)公開授業研を行いました。
過日のPYP候補校認定を受け、
「探究の授業について考える」
というテーマのもと
探究の時間の在り方について
研究をしてきました。
本日は2年生と4年生の授業研究でした。
2年生の授業は、
「くらしは、人のはたらきによって支えられている」
というセントラルアイディアです。
仕事を掘り下げて調べて、
お仕事マップに書き込んでいきます。
その過程で、私たちのくらしとのつながりを見つけ
セントラルアイディアに迫っていきます。
本時は、これまでに作成してきた
お仕事マップの発表会でした。
自分たちの班の作成したマップについて発表を行い、
他の班の子たちから意見や質問をもらいます。
子どもたちは、
「○○と○○もつながると思います。」
「○○があるから○○もある。」
と活発に意見のやりとりをしていました。
授業が進むにつれ、
「この仕事とあの仕事はつながっているね。」
「全部の仕事に紙が使われているね。」
とマップがどんどん膨らんでいくことに
「あー!」「おー!」と、
のめり込んでいく姿がありました。
4年生の授業は、
「世界は先人の歩みの上に成り立っている」
というセントラルアイディアです。
自分が興味を持った歴史上の人物を、
グループごとに調べていきます。
各グループごとに担当の教員がついていて、
「何をした人なのか」
「なぜその行動をしたのか」
「その行動と私たちの今はどのようにつながっているのか」
以上の3点について、
グループごとに発表会に向けた計画を立てて進めていました。
この時間の中では、
持ち寄った資料の内容を模造紙に書き込んだり、
自分が調べてきたことについての
意見交換をしたりしていました。
どの子も自分の調べていくことに
夢中で取り組んでいる姿が見られました。
たくさんの先生に見られながらの授業。
授業者だけでなく、
子ども達も緊張していたことでしょう。
それでも、授業が展開していくと、
イキイキとした表情を見せてくれました。
授業後には、
「魅力的」
「関連性がある」
「やりがいがある」
「意義深い」
の4つのキーワードに沿って協議会が行われました。
授業の流し方や発問、
板書など様々な角度から
セントラルアイディアに迫っているかどうか
活発な議論が交わされました。
これからも教職員一同、
子どもたちの豊かな学びのために
研鑚を積んでいきたいと思います。
(文:HP担当)
カテゴリ: 行事|投稿時刻:2016年2月 5日