体育科研究授業
11月27日(金)に
体育科の研究授業が行われました。
授業研究のテーマは、
「主体的な学習を引き出す体育の授業」です。
5校時は、6年生の
「ダブルダッヂ(長縄)・後方膝掛け回転(鉄棒)」です。
ダブルダッヂは、
両足跳び、ケンケン跳び、
走るように跳ぶランニング跳びを行い、
その跳んだ種類・回数によって
点数がもらえる記録会を行いました。
鉄棒では、1班4人が10班あり、
4人の中で声かけをしたり、
補助をしたり、失敗・成功を共有したりと
良い雰囲気の中、
男女が協力して行えていました。
課題は全員同じですが、
連続回転する児童や、
得意じゃない方の足を掛けて
両方をできるようにする児童、
友達に補助をしてもらい
できるようになる児童など、
みなそれぞれに
課題を持ち取り組んでいました。
当日に技ができるようになる児童もいて
クラス全体が良い雰囲気のなかで
取り組めていました。
6校時は、3年生の
「ラインハンドボール(ゴール型)」
(ハンドボールを簡易化したゲーム)です。
これまでに、
子どもたちと共に攻め方の学習を行い、
「前・右・左」という共通言語をつくりました。
それをもとに攻撃を組み立てていく
という内容でした。
体育では、3年生から主に
チームゲームが始まります。
気合いの入った
「エイエイオー!」。
子どもたちは、
ゲームに出ていない時も
「右!右!」「がんばれ!!」
と声を張り上げていました。
(時には、コートに入ってしまい注意されることも...)
共通言語をもとにかかわり合いながら
ゲームに参加することができました。
授業の研究協議では、
子どもたちの主体的な学習を引き出すために、
どのような手立てをするべきかなど、
教科を越えて議論することができ、
とても充実した協議会になりました。
また、本研究授業では、
講師をお招きして授業の講評と
小学校教育における
主体的な学習を引き出す教師の指導について
お話をいただきました。
子どもたちの学びのために、
教員一同邁進していきたいと思います。
(文:体育科)
カテゴリ: 授業紹介|投稿時刻:2015年11月27日