4年生体験学習のご報告(10月7日~9日)

10月7日、

台風の影響が心配されていたのが

嘘のように雲ひとつない秋晴れとなりました。

スタジオで出発式を行い、

多くの先生方と保護者のみなさまに見送られて

元気に出発しました。

予定よりも遅れて『船津胎内樹型』に到着。

実際に胎内樹型を探検しました。

身をかがめて中に入ると、

外の空気とは一変、

ひんやりとした空気に包まれました。

いくつもの筋、上から垂れ下がる岩(溶岩)。

木が燃えた際に溶岩の表面が溶けて垂れ、

あばら骨のようになったそうです。

1胎内樹型①.jpg

1胎内樹型②.jpg

昔から富士山登山の前に、

胎内樹型に入ってから

登山をされる方がいらっしゃったそうです。

それは、胎内樹型の真っ暗で狭い道を通り、

また光の中へ出ていくという行程が、

闇の中から産道を通り、

生まれ変わるということを象徴することから、

神聖な富士山に足を踏み入れる前に

身を清めるという意味があるようです。

1胎内樹型神社.jpg

1胎内樹型神社②.jpg

昼食後は、神秘の湧水と言われている

忍野八海を巡りました。

富士山の伏流水に

水源を発する湧水池が忍野八海です。

それぞれの池に祭神がいて、

巡礼が行われる場所です。

1忍野八海.jpg

夜はキャンプファイヤーをしました。

レク係の子どもたちが企画し、

歌ったり、ゲームをしたりして楽しみました。

楽しいレクリエーションのおかげで

A組とB組の交流を深めることができました。

1キャンプファイヤー.jpg

初日は、一日パワースポット巡り、

お天気にも恵まれ、

とても充実した一日を過ごすことができました。

体験学習2日目。

この日も好天に恵まれ、

清々しい気持ちで富士山の5合目を出発しました。

2日目出発.jpg

富士山は、紅葉が始まっており、

冬支度を始めているところでした。

途中、氷柱を発見。

「紅葉と氷柱って奇跡的だよね!」

と子どもたちも大興奮でした。

紅葉氷柱.jpg

富士山の下り道は思った以上にきつく、

「ギブアップ、ギブアップ...」と言いながらも、

馬返しの鳥居をくぐると、また元気を回復し、

無事下山することができました。

2合目.jpg

馬返しのところの鳥居では、

「狛犬」ならぬ「狛猿」がいました。

鳥居.jpg

下山の後は、

浅間神社を散策し、

ひと回りもふた回りもたくましくなった姿で

集合写真を撮影することができました。

そして、最終日。

昨日の下山で筋肉痛になっている児童もいましたが、

そんなことものともせずに

元気いっぱい紅葉台に向かいました。

紅葉台木曽馬牧場.jpg

どんなときでも元気いっぱいなのが4年生のよいところです。

紅葉台①.jpg

紅葉台から見える富士山は

たおやかで艶やかな姿をしており、

「女富士」と呼ばれているそうです。

女富士.jpg

紅葉台では、創作メモを片手に絵を描いたり、

発見したものをメモしたりしました。

3日目石碑.JPG

どれが溶岩石かそうでないのか、

見分けられるようになった児童もいました。

将来は石博士になっているかもしれません!

紅葉台②.jpg

最後に3日間お世話になった

ネイチャークラブの皆さんに

お礼をお伝えし、お別れしました。

ネイチャークラブの方に、

サプライズでお礼のお手紙やプレゼント(木の実)を

渡したグループもありました。

ガイドさんにお礼.jpg

富士山の自然に触れ、

それぞれの興味を探究することのできた3日間でした。

(文:4年体験学習担当)


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