1学期ミサ
勝野講堂でミサが捧げられました。
1年生にとっては、初めてのミサ。
緊張した顔が見受けられましたが、
6年生に付き添われ、
丁寧な優しい指導を受けていました。
久しぶりに最前列でミサを受ける6年生も、
緊張感のある様子で祈りのひと時を過ごしていました。
神父様の
「ネパールでの地震で被害を受けた人々のため、
そして新学期を向かえた私たち自身のために、
これからの歩みに必要な力を
神様が送ってくださるように祈りましょう。」
という言葉からミサが開祭されました。
第1朗読はコリント人への第1の手紙
12章14節~27節(一つの体、多くの部分)、
福音朗読がヨハネによる福音
15章1節~10節(イエスはまことのぶどうの木)の箇所でした。
それを受けて、神父様がして下さったお話を紹介します。
『日々の生活の中や自分自身の中には、
不思議なことがたくさんあります。
でも私たちはそれを当然である
と思ってしまうことがあります。
それは心が鈍っているということかもしれません。
心の目で物事を見れていないのかもしれません。
当たり前のことが、当たり前でないと気付き、
感謝したいと思います。
「ぶどうの木」でも「一つの体」でもぶどうは木に、
体の部分はそれぞれが、
つながっていることが大切です。
皆がつながっていないと力は伝わらず、
行き渡りません。
ぶどうが木から栄養をもらって育つように、
心にも栄養が必要です。
心の栄養は、ご
両親や先生の言葉や行いをよく聞き、
見ることで得られます。
そうすることで、頭(理性)が育つのです。
ご両親や先生とつながっていなければ、
ぶどうと同じように枯れてしまいます。
心の目を開き、耳でよく聞くと、
何をしたら良いのかがわかります。
何をしたら良いのかわかると、
持っている力を正しく使うことができます。
持っている力を正しく使うことができると、
たくさんの喜びを得ることができます。』
神父様のおはなしをしっかり胸に収め、
日々に感謝しながら
一歩ずつ歩みを進めていきたいと思います。
(文:宗教部)
カテゴリ: 宗教的行事|投稿時刻:2015年5月13日