3年生 図工科 校外学習(スケッチ遠足)
10月16日(木)金沢動物園にスケッチ遠足にでかけました。
当日は秋らしい爽やかなお天気にも恵まれ、
車窓からは、初冠雪の美しい富士山も見られました。
「低学年は、物を視ながら絵を描く(スケッチ)ことをしない。
また、高学年になると、物を視ながらでないと描かなくなる。」
と言われています。
高学年に向けて、観察眼を培う中、
まだ子どもらしい想像力が豊かな
中学年の3年生に合わせて考えられた、本校独自の単元です。
動物園で動物の大きさや形、動きをしっかり観察し、
再発見したことや感じたことをスケッチに収め、
それをもとに「動物ってたのしい。」
という気持ちをクレヨンと水彩絵の具で表現します。
象舎の前では飼育員の方から、
象の特徴を説明していただき、象牙も触らせていただきます。
これは、初年度、動物園に下見にいったおり、
日曜日にのみ行われている動物園の催しに参加した感動を
「児童全員に味あわせたい」と考えた教員の思いを
動物園の方が快く受け止めてくださり実現しました。
飼育の仕事でお忙しい中、「スケッチ遠足」という行事に合わせ、
「インド象の頭は平らではない。」「背中は丸い。」
「耳はアフリカ象に比べ小さい。」「頭や背中に毛が生えている。」などと、
丁寧に特徴を説明してくださいます。
児童は本物を目の前にした説明を食い入るように聞き、
集中してスケッチをしていました。
また、別の場所でも、好きな動物をおもい思いに描き、
動物の仕草を楽しみ描いていました。
キリンは体が大きく首がしなやかに曲がること、
アラビアオリックスの角は細長いこと、
など友達と動物の特徴を再発見をしたスケッチ遠足は、
あっという間の一日でした。
このスケッチ遠足に合わせ、
10月1日(水)には動物園から出前授業にも来て頂きました。
動物の頭蓋骨のレプリカで、食べ物と歯の形の関係や、
大きさの違いを教えて頂いたり、角の実物や、フンを見せて頂きました。
また、パワーポイントを使ってスケッチする予定の
動物各々の特徴を説明していただきました。
この単元で制作した作品は、
2月に行われます「児童造形展」に出展する予定でおりますので、
楽しみになさっていてください。
カテゴリ: 行事|投稿時刻:2014年10月24日