中3コミュニティープロジェクト(チョコと児童労働グループ)

中学校3年生の総合的な学習の時間では、MYPの集大成として「コミュニティープロジェクト(自分の興味関心のあるコミュニティーに対して、世の中をよくするためのアクションを行うプロジェクト)」に取り組んでいます。

チョコレートと児童労働問題に取り組むグループは、この問題の実態をより多くの人と分かち合いたいと考えて、昨年から児童労働によるチョコレートの不使用を始めたブラックサンダーを、校内の自動販売機に一週間限定(2月13~17日)で置きました。

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設置に向けて、生徒指導部への企画書提出や、自動販売機を設置してくれている業者の方への交渉も自分たちで行いました。本校のMYPでは、具体的な活動を通じて、奉仕の心と行動する力を養います。

【校内放送の原稿】

中学三年A組の●●●●と申します。私たちはコミュニティープロジェクトで、チョコレートと児童労働というテーマについて活動しております。今、この場をお借りして放送しているのは皆さんにチョコレートの裏に隠されているビターなテイストを知ってもらうためです。みなさんは、多くのチョコレートの原産地では、様々な要因から子どもが働かなければいけなかったり学校に行けなかったりと、とてもひどい状態が続いていることを知っていますか。みなさんが、普段何気なく食べているチョコは、同年代の子どもの搾取によって作られたものかもしれないのです。私たちはこの問題をみなさんと分かち合いたいと考えました。
 昨年から児童労働チョコを使うことをやめた、ブラックサンダーを今週一週間、一階昇降口の自動販売機に設置します。みなさん、是非ご購入をお願いします。また、その際に近くに設置してあるフェアトレードについての説明を見てより知識を深めてください。ただし、ルールとしてクリスマスクッキーなどと同様に、学校では食べずにおうちの人と一緒に食べて、チョコレートの原産地の現状やフェアトレードについて是非共有してください。よろしくお願いいたします。


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