卒業生の活躍

voice フィリピンJICA青年海外協力隊ボランティアとして活躍中

46回生 金城 美貴さん 工学院大学工学部建築学科 (H19年度卒)

信望愛という校訓のもと、とくに部活動を通して仲間との信頼関係、練習・試合などどんなに厳しい状況でも希望を持ち続ける大切さを学びました。キリスト教に基づく「身近な人と助け合う」という考え方は、現在ボランティアとして海外で活動する中で必要不可欠なものだと実感しています。防災分野でより多くの人々を手助けしたいと考えています。


voice 私が過ごした聖ヨゼフ学園での充実した6年間。

51回生 森山 薫子さん 学習院大学理学部化学科 (H24年度卒)

私が過ごした聖ヨゼフ学園での充実した6年間。
学園生活には校訓の「信・望・愛」が満ちています。
難しい言葉かもしれません。「信じること」「希望すること」「愛すること」といった方がわかりやすいでしょう。
学園祭では全員が何かの企画・発表などに参加し、全員が係りの役割を果たします。
誰ひとり不必要な人はいません。体育祭も同じです。全員が競技者として出場し、演技し、係りの役割を果たします。
走ることが得意な人が輝く徒競走もあれば、苦手な人が楽しめる競技があります。
全員で競い、全員で楽しみ、全員で体育祭を作りあげます。やはりそこにも不必要な人はいません。
お互いが必要な人として認め合う「信・望・愛」があるからです。そしてこれは大学に通い始めてからも改めて実感しました。

聖ヨゼフ学園ではロッカーに鍵がついていません。放課後には廊下等にスクールバックが置かれています。
お互いを認め合っているからこそ、相手が嫌だろうと思うことはしないという環境があるのだと思います。
聖ヨゼフ学園では当たり前だと思っていたことが他校では通用しないことを知り、いかに温かく安心できる環境で過ごしていたかを今つくづく感じます。

卒業して世の中の荒波を感じ、穏やかなこの学園への感謝がさらに深まりました。
支え合うだけでなく同じ歩幅で成長してきた沢山の友人たちと共に泣き、共に笑った6年間の思い出は私にとって何にも代えがたい体験となっています。
アットホームなこの学園で過ごしたことで、人を信じ、人のために行動することが当たり前だと思えるようになりました。
そしてそれは勉学でも同じです。
分からないことを教え合う、足を引っ張るのではなく互いに高め合うことが普通にできるのです。

「自分を大切に生きる」、これは聖ヨゼフ学園の教育目標で「信・望・愛」とともに教室に掲げられています。
一見、自分のことを高めていきましょう、というメッセージにみえますがそれだけではありません。
誰もが一人ひとり違う力を持つことを知るとともに、お互いを認め合う、自分と同じように他者を大切に生きていきましょう、というメッセージなのです。

私はこれからも聖ヨゼフ学園で学んだことを最大限に生かして、世の中のために役立てるよう努力して生きたいと思っています。
そして私達卒業生と、これから入学してくるであろう後輩のヨゼフ生の更なる活躍と躍進を切に願っています。


voice ヨゼフ学園を卒業して

50回生 高山 加奈子さん 早稲田大学文学部文学科(H23年度卒)

聖ヨゼフ学園で私は、自分を大切にすること、そして周囲の人々を思いやることを学びました。

「自分を大切に生きる」とは、自分らしく生きるということなのではないかと思います。
聖ヨゼフ学園は少人数教育で、生徒同士は勿論、先生方も生徒の事を良く見て、良く知っていらっしゃいました。
周りの人が私の性格や趣味を知っていて、また認めてくれていると感じられたことで、私は私らしさに自信が持てました。

そして、それは他の生徒にとっても同じでした。
私は6年という時間の中で、同級生一人一人を知っていきました。
それぞれが個性的で、異なる魅力を持っていました。
大学受験で私は人文学系の学部を目指していましたが、同じ教室の中に理系も芸術系もいて、夢も目標もバラバラで、それが私にはとても心地よく感じられました。

自分と違うことを受け入れることが周囲の人々への思いやりに繋がりました。
聖ヨゼフ学園で私が学んだ、自分と他人がそれぞれ違ってそれぞれ大切な個人であるということは、人と関わる上で基本的なことかもしれませんが、基本的であるからこそ今後の人生においても重要な考えになってくるのではないかと思います。


voiceかけがえのない友達と充実した時間を過ごしました

48回生 横山 絵里さん 昭和女子大学生活科学部環境デザイン学科(H21年度卒)

中高6年間でかけがえのない友達と充実した時間を過ごしました。
卒業して6年たち、同級生達は就職しそれぞれ違う道に進みましたが今でも聖ヨゼフ学園で出会った友達と連絡を取り合います。
会うたびに一生付き合える友達と出会えたことに感謝しています。

体育祭や球技大会・学園祭などのイベントの多くは学年で行動します。また少人数なため学年全員の名前・顔はもちろん、特技趣味や好きなこと、所属している部活動、文系理系など把握していました。学年全員が友達です。大学の友人と高校時代の話を何気なく話をしたところこれが当たり前のことではなく恵まれていることだと気がつきました。
学年での結束力が強く、ひとつの目標に向かい一致団結する経験は今思い返すと聖ヨゼフ学園でしかできなかったと思います。

私は毎日楽しく学校に通って6年の最後には6ヶ年皆勤賞を頂きました。
高校3年の夏に忌引きでお休みをした時、「絵里ちゃんが学校休んだ!」とみんなが心配してくれたのを後から聞き、本当に温かい思いやりのある友達に囲まれて幸せだと感じました。

皆さんにも互いに信じ合える、希望・愛に満ちたお友達に出会えることをお祈りしています。


voice 6年間を振り返って思い返される“人との密な繋がり”

47回生 杉本 彩絢さん 慶應義塾大学文学部人文学科(H20年度卒)

聖ヨゼフ学園で過ごした6年間を振り返って思い返されることは、やはり“人との密な繋がり”です。
一学年90人足らずのヨゼフでは、必然的に友人や先生ととても深い関わりを持つことになります。
今でも何度となく思い返すのは高三時の体育祭です。
競技の部では敗れたものの仮装の部でとった最優秀賞を、担任の先生が私たち以上に喜んでくれたことが忘れられません。
学年カラーの緑色を身にまとい、日焼けした頬を更に赤くして、夕日の差す教室で共に泣き、共に笑ってくれた学年の先生方がそこにはいました。

聖ヨゼフ学園は体育祭の他にも学園祭や球技大会など学年で取り組む行事が多いため、6年間常に他学年を意識し、一致団結して共に歩み続ける友人がかけがえのないものとなります。
行事のたびに、学年カラーである緑を謳って準備にいそしんでいた時間は何にも代えられない大切な思い出です。
その時間こそが、私たち「緑バッジ」の絆を深めてくれていました。胸にしまい切れないほど沢山の思い出を分かち合った「緑バッジ」の皆は、私の一生の財産です。
小規模で家庭的な聖ヨゼフ学園で、多くの無限なものに触れた気がします。
光の溢れる広々とした校舎、床もドアも木製の温かな教室、笑い合って移動した教室と教室を繋ぐ廊下。
聖ヨゼフ学園は私たちに沢山の原風景を与えてくれる場所です。
私はこの学園に感謝の気持ちでいっぱいです。


voice聖ヨゼフ学園を一言で表すと"温かい"!

46回生 白井 恵理さん 立教大学観光学部観光学科(H19年度卒)

聖ヨゼフ学園を一言で表すと"温かい"!これにつきます。

卒業してからも先生方、苦楽を共にした友人達ともいまだに密に繋がっています。仕事上国籍を越え様々な人と接することが多く、その中で最後は"人と人"につきるということを常に感じています。このことを教えてくれたのは聖ヨゼフ学園でした。

聖ヨゼフ学園ではアットホームな環境の中、愛情深く親身になって私達を支えてくださった先生方のおかげで、生徒一人ひとりがのびのびと成長できたと感じています。温かいい環境で学校生活を送れたため、卒業後には人の役に立ちたいと考え活躍する友人が多くいます。今の時代、このような環境を創り出すことは決して簡単なことではないと思います。

私にとって聖ヨゼフ学園で過ごした6年間は"人"として成長できた、貴重な時間でした。社会に出てからも、あの頃と変わらない温かい先生方と心優しい友人達と会う度に、自分のルーツを思い出します。今でも、聖ヨゼフ学園の校訓ある"信 望 愛"の精神が私の心の糧となっています。

かけがえのない財産を与えてくれた聖ヨゼフ学園に心から感謝しています。


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