今日の聖書の言葉(特別版)
―マザー・テレサのことば―
『私の孤児院で、お砂糖が全くなくなってしまったことがありました。すると、小さな男の子が、どこでどうしてなのかわかりませんが、マザー・テレサのところにお砂糖がない、と聞いたのでしょう。その子は、うちへ帰って両親に言いました。「ぼくはこれから3日間お砂糖はいらないよ。そのお砂糖をマザー・テレサにあげるんだ」3日後、両親はその子を連れて私たちを訪ねてきました。彼の手には、小さなお砂糖のびんがありました。その子は私の名前すら発音できないほど小さな子でした。けれど、その子は私に教えてくれたのです。大切なのは、どれだけたくさんあげるかではなく、どれだけ愛をこめるか、ということを。』
マザー・テレサの本を手に取って、開いたページにはのようなことが書いてありました。新型コロナウィルスの感染者が急増している今だからこそ、この小さな男の子のようにありたいと思います。大したことはできないかもしれませんが、それでも、他人を大切に思う気持ちがどれだけ多くの人の救いになることでしょう。松平斉康(宗教教育部 保健体育科)
*ご復活のお祝い特別版として、コルコタの聖テレサ(マザーテレサ)の言葉を掲載いたしました。
カテゴリ: 宗教的行事|投稿時刻:2020年4月13日