今日の聖書の言葉3
『わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』 マタイによる福音書25章 40節
「好きな聖書箇所は?」と聞かれたら、必ず答える箇所です。
ヨゼフ学園で12年間学んだ、現在も更新中の私は「誰かのために何かをする」という事が心身に刻まれています。(できているかは別として...。)高校生までは、見返りを求めていたり、自己満足であったり、相手のためというより、自分のために行動していたのではないかと思います。大学時代、様々なボランティア活動を経験し、「誰のためにやっているのか、いい人ぶるのは辞めよう。」と、悩んでいた時、この言葉が私の心を動かしました。それ以降は、ためらわず、思わず身体が動いてしまう状態です。
一昨日、在宅勤務が決まり、不安だらけの私にY神父様(ピンクバッチの皆は分かりますね!)が送って下さったのが、「今回の災害は被災地までボランティアに行かなくても人助けができる特殊な災害。活動的な人が家にいるのは辛いけど、それが一番の人助け。」今、私たちがするべき事は「外には出ず、誰にも会わない事が何万人の命を救う」という事を教えてもらいました。
ディズニーに行かれなくて残念な気持ちの皆さん!(私も!)家で過ごすことで日本中の人命を救えます。毎日耐えるのではなく、良い事をしているのだ!と自信を持って生活していきましょうね。
太田 絵美(宗教教育部 宗教科)
カテゴリ: 宗教的行事|投稿時刻:2020年4月 3日