今日の聖書の言葉18
イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」 ヨハネによる福音書 20.29
「何を信じ」て「何を疑う」べきかが、今ほど問われている時はないように感じます。「...この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」というトマスのような姿勢が求められる時もあるでしょう。情報が必要で、テレビでもインターネットでも大量の情報が入ってきます。私たち一人一人が情報と向き合う姿勢を問われています。調べ学習の度に、司書の伊藤先生が根気よく繰り返し伝えて下さった「出典を調べましょう、発信元を確認しましょう。」というメッセージを思い出します。正しい情報であれば、友人や家族、周囲の人たちと共有したいですし、間違った情報だと判断できれば、拡散しないことができます。このような閉塞的な日々だからこそ、誰もが正しい判断をし、信じるべきことを信じ、行動できますようにお祈りいたします。
2020年4月24日(金) 山崎由美子 (宗教教育部 英語科)
カテゴリ: 宗教的行事|投稿時刻:2020年4月24日