科学実験・プレゼンテーション講座(日本科学未来館)
2月9日(日)、聖セシリア女子中学校・高等学校との合同企画で「科学実験・プレゼンテーション講座」が日本科学未来館にて行われました。テーマは「ロボット・AIとともに歩む未来」。午前中は、ボランティアの方に館内の案内をしていただき、その後は、気になった展示を中心に見学や体験を行いました。
午後は、「AIに見えるもの・ロボットに見えるもの」をテーマに、ロボットの研究をされている方からお話を伺いました。人工知能は「特徴を表現しにくいもの」を見分けることが難しかったそうですが、深層学習ではそれが実現できつつあり、ロボットの「目」の技術が発展しているので、今後、ロボットが人間のようにものを見分けられるようになり、より人間の近くで活躍する可能性が高くなるそうです。
その後、4つ(職業選択・防災・恋愛・医療)のグループに分かれて、AIを利用するメリットとデメリットについてのディスカッションを行い、発表しました。「AIにどこまでの個人情報を与えるのかについては慎重に吟味することが必要で、AIの意見は参考にはするけれど、決断をするのはあくまで自分の判断で行うべき。」との意見が多かったです。
これからの社会にはどんどんAIが入ってくるので、「個人情報の取り扱い」と色々な情報やAIからの提案の中から「何事も自分で決める」という意思の強さが必要になると実感しました。
カテゴリ: 教室より|投稿時刻:2020年2月12日