ユニセフハウス訪問(中1)
1月20日中学1年生は、『共に生きる』をテーマに取り組んでいる総合学習の一環としてユニセフハウスの見学に行ってきました。
ユニセフハウスでは、途上国や紛争地域に生きる子供たちの現状や問題、それらに対するユニセフの取り組みなどが展示されています。
生徒たちはグループごとにボランティアの方のお話を伺いながら、展示ブースを見て周りました。
水をくむために毎日9時間山道を往復する少女や幼い頃から武器を持ち戦う事のみを教えられてきた少年兵の話、カンボジアで地雷を探すために犠牲にされている子供の話などを伺いました。
水の入った重たい水瓶を持ちあげたり、5キロほどもある銃や地雷のレプリカに触れてみたりと、実際に体感してみることで深刻さを肌で感じ、自分たちと同じくらいの年齢の子供達が置かれているあまりに厳しい状況は、生徒たちの心に深く残った様子でした。
社会全体がどのように変化していくべきか課題は多くありますが、少しずつでも自分にできる事を考え始めるきっかけとなる校外学習になりました。
ユニセフハウスの方々にご挨拶。
子供を狙う地雷の卑劣さ、むごさを感じました。
途上国の保健センターでは、黄色いゼッケンをつけた保健師さんが活動し、子供の成長を手助けしています。
水に砂糖と塩を入れることで吸収をよくします。
子どもの権利条約について。真剣に耳を傾けます。
ユニセフの思いは学習準備品にも。
世界中の子供が健康で安全に生きることのできる社会を目指して。
カテゴリ: 教室より|投稿時刻:2020年1月22日