土曜講座「城ヶ島の地層見学」

12月15日の土曜日、高1地学基礎選択者有志で城ヶ島の地層見学に行ってきました。京急横浜駅を9時過ぎの快速特急に乗車、終点三崎口まで行き、そこからバスで城ヶ島に向かいました。風も弱く波が穏やかだったので、海辺の岩場に沿った道を進みました。地層がうねるように海の中に消えていく様子は見事です。安房岬の広々とした岩畳の上からは房総半島や伊豆大島が眺められました。

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急な階段を上り城ヶ島公園で昼食、水仙の花が咲き始めていました。午後は島の南側の海岸に降ります。ウミウ展望台からは県指定の天然記念物ウミウの姿が見られました。

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有名な馬の背洞門で記念撮影。関東大震災前は小舟で内部を通過できたとのことですが、地震で約1.5m隆起して現在の形になりました。教科書の写真にあった断層があちこちで見られ、ここでは逆断層が多いようでした。午後からは陽も差して、のどかな海辺歩きになりました。

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白い炎のように見えるのは火炎構造で、まだ柔らかい凝灰岩の上に重い土砂が堆積し、このような地層になりました。5つの穴は、詳細は不明ですが生痕(生物の活動痕跡)と思われます。

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海岸には砂岩と泥岩の互層がみられ、硬い砂岩は侵食されにくいのでこのような洗濯板のような構造になったそうです。最後は城ヶ島灯台に寄り、楽しかった巡検を終えました。


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