高校2年 修学旅行

11月6日(火)~ 9日(金)高校2年生38名長崎へ修学旅行に行ってきました。
スローガンは「ルールを守って うったち・Happy Syugakuryokou」です。
羽田を出発し、世界初の海上空港の長崎空港で眩しいほどの晴天に迎えられ、外海地区を訪れました。出津教会では、「孤児や当時教育を受けることができなかった女性達に教育の場を与えてくださったドロ神父様と教会の信仰の為に亡くなられた方々」に祈りとオルガン演奏、聖歌を捧げました。グリークラブ部員のアメージンググレースが教会と私たちの心に響きました。その後、旧出津助院とドロ神父記念館、民族資料館、遠藤周作文学館を見学しました。

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夕食後、山脇佳朗様から被爆体験講和を伺いました。ご高齢と被爆による体調不良をおして「戦争の悲惨さを一人でも多くの人に伝えたい。」という強いお気持ちで、ご自身の体験をお話くださいました。原爆投下直後の市内の惨状や原爆投下までの経緯、幼い兄弟の心の陰影を、皆聞き入っていました。


2日目早朝、有志が集い大浦教会でごミサに与り、その後日本26聖人記念館、大浦天主堂見学と、班毎のテーマに沿った自主研修を行いました。各施設見学や関係の方々にお話しを伺う中で、自主性やマナーを大切にすることも学び充実した時間を過ごせました。夕食後は、世界三大夜景の一つに挙げられている稲佐山展望台より夜景見学。眼下に煌めく街の灯を皆で楽しみました。

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3日目、バスにて平和公園へ。初日に伺った山脇さんのお話は、爆心地へ立った時さらに深く心に刻まれました。皆熱心に原爆資料館の展示を観、戦争の悲惨さと平和の大切さを考える機会を得ました。永井隆先生のお住まいの「如己堂」を通り徒歩にて浦上天主堂へ。爆風で飛ばされた鐘の話を聞き被爆のマリア像、聖アグネス像を見、教会では、「守られた信仰と被爆された方々のご冥福」を祈り黙祷し、聖歌とアメージンググレースを捧げました。透明な歌声が堂内に響き渡り、教会にいらしたマスール方も手を合わせ一緒にお祈りくださいました。皿うどん発祥のお店で昼食をとり、長崎を満喫し佐世保へ、ハウステンボスでは、アトラクションに乗ったり、景色を眺めたり、お土産選びをしたりと、友人と楽しい時を過ごしました。

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最終日、大村湾を眺めつつ田平教会へ。その教会は、山あいの細い道に建ち、蒼い空の中に赤い屋根が美しく映えていました。構内は、淡い緑の梁に白い椿の花の彫刻が施され、村人たちの思いがこもったものでした。み言葉の祭儀を行わせていただき、一生の思い出となりました。そして平戸ザビエル記念教会へ。ゴシック建築の様式を模した白壁の教会はとても美しく、途中の坂道からは寺院の屋根の上に聳える小塔が印象的です。帰路バスまでゆっくり坂道を散策し、途中出逢ったブラジルからの日系の団体の方と、英語でコミュニケーションが取れたのも旅の思い出の一コマとなり、福岡空港から帰路に着きました。

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