中1 日本盲導犬協会 神奈川訓練センター見学
12月13日(火)、中学1年生は、日本盲導犬協会 神奈川訓練センターの見学に行ってまいりました。
訓練センターでは、協会職員の方やボランティアの方に加え、3頭の盲導犬が迎えてくれました。
まずは施設内見学です。盲導犬ユーザーでもある職員の方が館内を案内してくださいました。盲導犬ユーザーとなるには、約4週間、パートナーとなる犬と宿泊しながら、盲導犬との生活の仕方や歩行の訓練(共同訓練)を受ける必要があるそうです。その宿泊場所となる、訓練センター内の居住スペースも見学させていただきました。
施設見学後は、白杖体験です。アイマスクをし、白杖を使って障害物を感じ取り、避けて歩きます。ほんの短い距離なのに、アイマスクを着ける前に障害物の場所はある程度把握しているのに、なかなかゴールにたどりつけない生徒たち。実際に体験することの意義深さを感じました。
さらに、盲導犬ユーザーの方のお話をうかがう時間もありました。盲導犬は足もとでじっとしています。次の指示があるまでじっと待つことも、盲導犬の大切なお仕事の一つなのです。
また、生徒の質問にも答えてくださいました。写真は、お金を払う際にお札をどのように区別しているのか説明してくださっている様子です。金種別に折り方を変えて財布にしまっているそうです。
最後に記念撮影。
ハーネスを着けた瞬間にキリッと変わる盲導犬の表情を目の当たりにし、仕事中の盲導犬への接し方も学びました。事前学習だけでは感じられない、さまざまなことを感じた一日となりました。
なお、この訪問は横浜鶴見北 ロータリークラブの援助を受けて実施され、ロータリークラブのみなさんも同行してくださいました。ありがとうございました。
カテゴリ: 教室より|投稿時刻:2016年12月27日