自然科学部・生物部 合同合宿(in 下仁田町)
8月8日(月)~9日(火)、自然科学部と生物部の合同合宿を群馬県下仁田町で行いました。下仁田町は、ねぎとこんにゃく以外にも「ジオパーク」が有名な場所です。1日目は世界文化遺産の「荒船風穴」を見学しました。昔は冷蔵庫がなかったので、岩の間から流れる冷たい風を利用して蚕の卵を低温保存し、孵化の時期を調整することにより年に複数回の養蚕を可能にしたそうです。真夏でしたが、とてもひんやりした空気(約5℃)を体感することができました。その後、神津牧場に移動し美味しいアイスクリームを食べました。下仁田町自然史館では、日本列島の成り立ちなどについて勉強し、その後、ガイドの方と一緒に「宮室の逆転層」や「大桑原の褶曲」、「跡倉クリッペのすべり面」「川井の断層・下仁田層」の観察を行いました。2日目は、「青岩公園」では日本列島の基盤になっている青い岩の観察をし、「こんにゃく手作り道場」でこんにゃくを作りました。普段は見ることのできない貴重な地層の観察やガイドの方からの専門的な解説をたくさん伺うことができ、実り多い合宿となりました。
(荒船風穴)(神津牧場)(下仁田自然史館)(宮室の逆転層)
当時の生き物たちが這い回った跡を裏側から観察できます。(大桑原の褶曲)(跡倉クリッペのすべり面)(川井の断層・下仁田層)(青岩公園)
(こんにゃく作り体験)(活動の分かち合い)
一人ひとり発表を行いました。
カテゴリ: 教室より|投稿時刻:2016年8月16日