Gift+Issue=Change
現在、高校2年生のコミュニケーション英語Ⅱの授業では、「世界で起きている様々な問題に目を向け、自分たちに何ができるか考える」を目標に探究学習をしています。
その一環として、本日はNPO法人フリーザチルドレンジャパンから伊藤菜々美先生をお迎えし、ワークショップを行っていただきました。
児童労働や貧困で苦しんでいる途上国の子どもたちがどういった生活をしているのか、また私たちにできることはないのかということを考える貴重な時間となりました。
ワークショップではシミュレーションカードを使い、実際に児童労働として働く子どもたちの一生を体感することができました。お金がなく、盗みや物乞いをしながら生活する苦しさ、学校に通えない辛さなど、普段は他人事のように感じていることがとても身近に感じることのできた瞬間でした。
そうした問題を目の当たりにし、「今私たちにできることは何だろう」と考えたとき、伊藤先生から大切なことを教わりました。それは何か大きなことをしようとするのではなく、自分の好きなことや興味・関心のあることをつなげて考えてみることが大切だということです。それが「Gift+Issue=Change」 です。自分の趣味を支援につなげてみることで、少しずつできることが増えていきます。
児童問題は世の中の問題の一つでしかありませんが、このワークショップでの経験を活かし、生徒一人ひとりが自分にできることを考え行動するきっかけの場となりました。
カテゴリ: 教室より|投稿時刻:2016年6月21日