はじめての万年筆
この6月から中学生の国語の授業で新しい試みを始めました。
文字を丁寧に書くことを意識するため、筆記用具に万年筆を採用し、漢字テストや作文を書く際に使用しています。
ジュニア向け万年筆「カクノ」(株式会社パイロットコーポレーション)に校章と校名を入れた特注品を多くの生徒が使っています。
以下に中学1年生と3年生に配布したときの様子をご紹介いたします。
まずは国語科の教員が万年筆の使い方やカートリッジインキの入れ方を説明しました。
いよいよ万年筆が自分の手元に。
わくわくしながらケースを開けています。
わくわくする気持ちは中学3年生も同じです。
中にはお父さんやお母さんが使っていた万年筆を譲り受けた生徒も。
はじめての万年筆!そっとペン先を紙に。
中学1年生は短冊に「わたしの好きな言葉」を書きました。
だんだんと万年筆への愛着がわき、学級日誌を万年筆で書く日直さんもいます。
鉛筆とは違い、簡単に消すことができないからこそ、言葉を選び、一字一字に心を込める。
「文字を記す」ということの重みを感じると同時にその楽しさもゆっくりと感じ始めているようです。
カテゴリ: 教室より|投稿時刻:2016年6月16日