修学旅行、行ってきました赤ばっち!
11月4日~6日にかけての3日間、中学3年生は待ちに待った奈良・京都への修学旅行に行ってきました。 お天気にも恵まれ、紅葉の彩りに包まれながら、豊かな時間を過ごすことができました。
最初に訪れた奈良の薬師寺では、お坊さんの巧みな話術にすっかり魅せられ思わず大笑い、法隆寺では事前学習で学んだエンタシスに見られるギリシャの建築様式を実際に触れて確認することができました。
二日目の奈良公園では、楽しみにしていた鹿とのふれあい時間を満喫し、べっとりと鹿のよだれの付いた手を、苦笑いとともに見せてくれました。また、この日は語り部の会の前田さんのガイドの下、東大寺、二月堂、春日大社を巡り、生徒達は歴史の奥深さをじかに感じたようでした。
二日目は午後から京都へ移り、班別自主研修でした。9つの班に分かれて和菓子作りや紙漉きなどの体験をしたり、寺院や博物館を巡ったりと、みな思い思いの時間を過ごしてホテルへ帰ってきました。知らない町を地図を片手に自分たちだけで行動するには、思いがけないハプニングや計画通りにいかないこともあったと思いますが、どの班もどこか自信に満ちた顔つきで、それぞれの報告をしてくれました。
最終日の3日目は、龍安寺や金閣寺を巡り、嵐山まで足を伸ばしました。秋晴れの空の下、生徒達は水面にも映るほどの金閣寺の美しさに感激していました。
修学旅行最終日のお食事は篩月で精進料理をいただきました。食前に、お食事をいただく者としての心得としてお坊さんよりいただいたお話は、生徒達の心に大変深く残ったようでした。帰宅後に生徒達が書いたアンケートの一部です。
「母が毎日愛情をこめて食事を作ってくれていることをあらためて知った。」 「お肉やお魚がなくても、たくさんの料理ができて素晴らしいと思った。」 「ごはんの大切さがしっかりと分かった。お坊さんの話は一生忘れないと思う。」 「最初は食べられないかもしれないと思っていたけれど、お坊さんのお話を聞いて全部食べることができた。」
大きな怪我もなく、3日間を元気に過ごせましたこと、旅行にあたり多くの方のお支えをいただきましたことを感謝いたしますとともに、この時間が生徒達の成長の糧となりますことを神様にお祈りいたします。
カテゴリ: 行事|投稿時刻:2015年11月21日