おる いのる
昨日からは一転、今日は冬本来の気候となりました。朝、少しくらいならば大丈夫だろう、と軽く考えて校庭にいたのですが、2月の寒さをまさに体感（耐寒？）することになりました。ただ不思議と、登校してくる本校の児童や受験生、その保護者のみなさんと挨拶を交わしている時だけはあまり気になりません。瞬間でも誰かと交わることで大気とは違う温かさが生まれるのだな、と勝手に解釈をしていました。
中学受験も2日目を終えました。ふと見ると、校長室には生徒が作ってくれた折り鶴が何羽かいます。鶴は何か願いを込めて折ることが多いでしょうから、きっと作ってくれた生徒も願いを込めてくれたのでしょう。「頑張ってね」「元気でね」「体壊さないでね」などなど。それだけで嬉しくなります。
「折る」「祈る」。一生懸命「今」を過ごしているみなさんに私からも願いを込めます。
「みなさんにとっての『今』がよき『みらい』となりますように」
2024年2月2日（金）聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 多田信哉
