中学受験を迎える受験生の皆さまへ
今日、1月31日の横浜鶴見は、早春を思わせるような穏やかな一日でした。
いよいよ明日から、東京都と神奈川県では本格的な中学入試がスタートします。「毎年のことながら」とつい言葉に出てしまいますが、これは学校からの視点。受験生からみればすべてが初めてであり、おそらく一生に一回しかできない経験となります。
ここまで本当に皆さんがんばりましたね。それだけでも私は誇りに思っていいと思います。明日を迎えるにあたって振り返ってみれば、それぞれがそれぞれの簡単ではない道を歩んできました。なぜか、なぜできたのか。たぶんそれは、明日からの自分の未来を切り開くため、そして、それを応援してくれている家族や友人、塾や学校の先生方の力があったからかもしれません。きっと一人でその道を歩むことは難しかったでしょう。
明日以降、私は皆さん一人ひとりが歩んできた道の途中にあるであろう学園で、静かに思いを受け止めさせていただきます。誰もが歩んだそれぞれの未知なる道、その中で皆さんに出会えたことに感謝しながら、皆さんにエールを贈ります。「ともに歩もう!」
2024年1月31日(水)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 多田信哉
「輝く前途」 書初め大会での作品(2023年)