実が結ぶには
今週の日曜日(4月17日)は復活の主日、カトリック教会にとっては大切な日でした。クリスマスの日にカードを贈るように、学園でも生徒や先生方の間では、ご復活をお祝いしてイースターエッグを作ったり、カードを贈ったりしています。今年頂いたものの一つが「たまごボーロ」。たしかに卵です。そういえば、小さいころよく母にねだって食べていたように思います。今にして思えば、好きというより、ちょうど歯が生えかけていてかゆかったのでしょう。口の中で転がしていればかゆみもおさまり自然と溶けていきます。実は今回も同じようにして食べていました。"3つ子の魂100まで"ということでしょうか。そして頂いたもう一つが生徒からのカード。内容に感嘆...! 本人の許可を頂きましたので掲載します。
PEACE in SPRING
時の重み 春に祈り
知の恵み 泉に湧き
心の挑み バネに 弾む
Special Pray to Renew
特別な祈り 生まれ変わるために
with Intellect, Nous, and Grateful
理解、知恵、そして感謝のうちに
PEACE in SPRING!
春に平和を!
【本来、恵みの種が蒔かれるはずの春を複雑な思いで迎えています。SPRINGは「春」「泉」「バネ」といった意味があるように、どれも異なる物でありながら、いずれも"生み出し再生する力"といったプラスのエネルギーを備えることから、ご復活の種が世界に蒔かれ平和が実るよう祈りを込めて作詞しました】
ただただ感謝! 力が湧いてきます。
2022年4月22日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 多田 信哉
イチゴの花 そう、花だけでは実は結びません