一冊の本にまた泣く
「いつか 大人になる きみへ」 「むかし 子どもだった あなたへ」 というコピーとともにある先生から一冊の絵本を渡されました。またなぜか泣く...。自分を思い出してなのか、子どもを思い出してなのか、父や母を思い出してなのか、はたまた生徒や保護者を思い出してなのか...。きっと答えはすべてなのでしょう。過ごした時間は宝物。時間はだれもが平等に与えられ、だれもがその宝物を持っています。その宝物をだれかとともに得ることができたから、私は今のような気持ちになるのでしょう。感謝。クライマックスにあるひとこと。ここで撃沈。泣く...。
2021年9月3日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 多田信哉
「すべての家族に寄り添う絵本」 せつなくなる温かさ