やっぱり「ここ」はすごい
6月になるとアトリウムが賑やかになります(実はいつも賑やかなのですが、"とくに"です)。朝・お昼休み・放課後のみならず、授業間の10分休みまでも人であふれかえっています。しかも、1人の先生と1人の生徒の後ろには、先生を待つ生徒が列を作っているような状態です。話している言葉は「英語」、6月の学園の風物詩「英語弁論大会前の景色」です。生徒は出場者、先生は英語の先生はもちろんのこと他教科の先生方もいらっしゃいます。出場者は、とにかく一人でも多くの先生方に向かってスピーチもしくはレシテーションをおこない、講評を頂きます。中には、その延べ人数が50人を超える猛者もいます。そこまでしなくても...と思う一方、一生懸命な姿勢には心の中で拍手を贈ってしまいます。
体育祭のブログでも紹介しましたが、「ここ」は本当にすごい場所です。生徒たちをあっという間に主役にし、成長させてしまいます。きっと、生徒のすべてを包み込み、よきものへと導く何かがあるのでしょう。
今日で3週間の教育実習も終了しました。そういえば実習生も「ここ」で毎日、指導教官と打ち合わせをしていました。「ここ」からはばたく未来を生きる人たち。いつでもアトリウムはみなさんを待っています。
2021年6月18日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 多田信哉
朝7:45頃の様子です すでに練習が始まっています