楽しさにある学び...それはやっぱり楽しい
今日は中学1年生の国語の授業にお邪魔しました。ポスターがあらゆる箇所で掲示され、そこにあることばは「私」「自分」。自己紹介かと思いましたが少し違う。生徒に聞くと、「自分の好きな本やマンガ、アニメその他なんでもいいのでそれを取り上げて、その作品から自分がどういう人なのかを分析した」のだそうです。
IBのMYPでは概念理解をおこないますが、このユニットの重要概念は『アイデンティティ』。わかりにくい概念ですが、これなら楽しく「自分とはいったい何者か」を探究できます。
そしてもう一つ、それを友達が付箋でコメントしています。工夫や気付いたことが記され、誰かと比べての良し悪しではない友達からの評価です。みんなが笑顔になる学び、そして評価。私もこんな学びをしてみたい。
2021年6月2日(水)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 多田信哉
授業のようす
黒板に掲示したみんなの「自分とは何か」
拡大してみました それぞれがよく分析していると同時に、レイアウトなど表現にも工夫が見られます コメントもいい!