扉の向こう
聖ヨゼフ学園中学・高等学校では毎年6月に「校内英語弁論大会」が開かれます。今日はその中学生のオーディションの日でした。中学1年生も入学2か月足らずですが、課題文を一生懸命憶えて臨みます。ただでさえ人前で話すことは緊張しますが、オーディションは英語、舞台は講堂、さらには中学2年生、3年生の先輩方のいる前での暗誦(レシテーション)です。二重にも三重にも緊張する条件が整っており、正直大丈夫かな、と心配していました。しかしそれは杞憂でした。実際始まれば、実に堂々としたもの。きっと何度も何度も練習したのでしょう。本当に大したものです。
月曜日にオーディション合格者が発表になります。今年の本戦出場が叶わなくても、中学1年生のみならず他学年の中学生、高校生のみなさん、大丈夫です。落ち込む必要はありません。たとえ残念な結果であったとしても、自分が「チャレンジ」という扉を開けたのですから、必ず未来の糧になります。
『チャンスを掴む者はチャレンジした者でしかない』
チャレンジした者だけが得られるチャンス、いつもみなさんの姿勢から学んでばかりです。私もチャレンジしていきます。
2021年5月21日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 多田信哉
勝野講堂の扉の向こうには...
可能性を秘める生徒たち チャレンジ!