受容と最善...感謝
本日は、中学生の授業参観と保護者懇談会の予定でしたが、密集を避けるため授業参観は中止としました。同時に23日に予定していた高校生の授業参観も中止となっています。そして、今日新たに、今年度非公開としていた体育祭も急遽時期を前倒し、内容も変更することを発表しました。高校3年生にとっては大変辛い判断となってしまいますが、安全と実施の両方を考え決定しました。
準備不十分で本当にやれるのか、2019年までのような「アツさ」が得られないなら意味がない、などという意見がでてくるかと、思っていました。でも、心配は杞憂でした。昨年から様々な工夫をしていた体育祭実行委員会のメンバーを中心に、「やるからには、みんながやってよかった! と思える体育祭にしていこう!」と前向きに捉えてくれました。本当であれば一番悔しい、残念に思っているだろうにです。
いつもながらですが、生徒の「受容」と「みんなのために最善を尽くす姿勢」には感服するばかりか心が救われます。「いつも通り」の大切さを感じながらも、2021年ならではの体育祭をおこなう、それがみなさんの喜びになり、楽しみにして頂きながら見学できないご家族や卒業生の喜びにもつながるかと思います。このような生徒のみなさんの心にただただ感謝です。
2021年4月21日 聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 多田信哉
実行委員の手による準備万全の「グラウンド」
「競技」接触を避ける実行委員の工夫がみられます