全ては引き継がれていくものですから
先日卒業した59回生が来校しました。模試でＡ判定をいただいた大学からは合格が出ず苦しみました。でも、最後に、第一目標であった国立大学から合格をいただきました。合格の知らせがあった時、職員室中から拍手と喜びの声が上がりました。それは、決して高い偏差値の大学に合格したからではありません。彼女自身が、一生懸命に頑張っていた姿を多くの先生が知っていたからです。思った結果が出ない状態に、彼女自身が苦しんでいるのではないかと気をもみながらも、どう声を掛けてよいか、みんな悩んでいました。そんな中での吉報でした。このようなことは、この春だけでも何回も繰り返されます。高校3年の担任が、電話報告を受ける度に、大きな声で「〇〇さんが、〇〇大学に合格しました」と叫びます。教員室にいる先生方が、みんな笑顔で拍手、時には万歳を叫びます。この一年間、本当によく頑張りました。さて、今日はお昼前に、中学一年生の学年演技の練習を見せていただきました。4人の実行委員を中心に、みんな一生懸命に取り組んでいます。ダンスもきれきれでした。卒業していく59回生、4月になれば後輩が入ってくる64回生、「全ては引き継がれていくものです」！頑張れ生徒たち！
2021年3月18日聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
初めての学年演技となる体育祭が楽しみです。
お互いに声を掛け合いながら、真剣に取り組んでいました。青春。私はダンスが苦手です。羨ましい！
