祈る!
中学入試の全日程が終わりました。多くの小学生に、受験校として聖ヨゼフ学園を選んでいただき感謝しております。ありがとうございました。受験の結果を審議する合否会議は、教員全員が参加します。これからの6年間を共に学ぶ生徒たちですから、責任をもって受け入れる私たち教員の決意の場でもあります。合否会議は、「主の祈り」から始まります。イエス・キリストが弟子たちに伝えた最も大切なお祈りです。合格か不合格かという大切な判断が、一人ひとりの受験生にとって、公平で公正な審議となるように祈るのです。合否会議の最後にも祈ります。「アベ・マリア」という聖母マリアに奉げられたお祈りです。合格した人も、不合格になってしまった人にも、きっと良い道が準備されていることを神様に願います。中学受験は終わりましたが、同時に新入生の受け入れ準備が始まります。6年間の充実した中学校生活を送ることができるように、いくつものプログラムが準備されております。コロナ禍ですが、感染防止には十分気をつけて、オリエンテーション、入学ガイダンスを実施していきます。中学校に入るための学びから、楽しい中学校を過ごすための学びへと、上手に繋げてほしいと思います。基礎学力は全ての学びの礎となります。4月の入学式に向けて、せっかく身につけた学びの習慣を忘れないように頑張りましょう。受験生の皆さん、保護者の皆様、先生方、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。皆で素敵な6年間を創ってまいりましょう。
2021年2月3日(水)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸