万全の態勢で!
東京ばかりでなく、神奈川県内でも新型コロナウイルス感染症のニュースが大きく取り上げられています。明後日の日曜日、中学の体験入試が予定されています。ありがたいことに昨年を大きく超える6年生の参加が見込まれています。受験を前に、少しでも試験の雰囲気や、当日の流れを確認し、本番の受験では十分に実力を発揮できるように願って計画しました。感染防止には十分気をつけて、万全の態勢でお迎えいたします。体験入試の教室を増やして密を避け、保護者の待機場所も800人収容の勝野講堂を準備します。暖房は入りますが、換気の必要上寒くなることも考えられます。暖かい服装でお越しください。中学受験も、高校受験も、そして大学受験も、目標校に合格することがすべてではありません。勿論合格に向けて一生懸命取り組んできたわけですから、合格することに越したことはありませんが、受験ということを通して、新たなステージでの目標設定、日々積み重ねていく学びのプロセス、親子の会話を通して育まれる信頼感、安心感、などなど数え上げたらきりがありません。頑張るのは児童、生徒たちですが、受験は親子で取り組む共同作業です。どんな結果が出ても、そこに至るまでの努力や頑張りは、何一つ無駄にはなりません。受験を通して進む学校に、一人ひとりが活躍できる場を、しっかりと準備されていると信じて、全力を尽くす。どんな結果であっても、そこには明るい未来が待っているのです。受験本番まで、あと40日ちょっとです。ドキドキするのではなく、わくわくする受験となるように、明後日、万全の態勢でお待ちしております。
2020年12月18日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
雪に覆われた富士山です。この時期は毎日表情を変えて感動を分けてくれます。