待っていました。
学校とは直接の関係はありません。言語を学ぶにあたって、手元にあるととても重宝する辞書です。今までも度々取り上げてきた三省堂「新明解国語辞典」、第八版が発売されました。探究学習や、時代の変化に伴う言語の進化を大幅に取り上げました。私個人の感想ですが、久々の大改訂です。勿論、辞書は三省堂ばかりではありません、いろんな辞書を読み比べてみることも大きな楽しみでもあります。でも、今日は「新解さん」の話題を。発売当日は、主要新聞に大きな広告が掲載されました。また、インターネットでも大きな話題となっております。「考える辞書」宣言を出しております。さかのぼること数十年前、第4版の序文で「生活は言語によって支えられ、われわれの思考と内省は、言語によって深まる」と言い切っておりました。発売直後の様々なメディアで話題のことばを一つ「おやじギャグ」「おもに中年男性が気の利いたことを言おうとして発することば遊び。多くの場合、かえって顰蹙(ひんしゅく)を買う」「許してちょうだい」を「赦してちょんまげ」と言う類。辞書は読み物、やっぱり紙のものが良いと思います。(個人的な感想)
2020年11月24日(火)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
愛用の「新明解国語辞典」第5版 私の友です。