遅刻!
いつもは決して時間に遅れることのない Y さん、珍しいことに面接練習時間に来ないのです。おもわず手帳を確認し、ホワイトボードの日程表も確認しました。「15時 Y さん」と書いてあります。遅れること五分、静かにノックして校長室にやってきました。遅れた理由は、約束の15時ぎりぎりまで、校長室に来客の姿が見えたので、すぐに入っては疲れるだろうと、敢えて5分のインターバルを取りながら、校長室の前で待機していたそうです。入試説明会や体験入試で会ってから、あっという間に過ぎた6年間でしたが、しっかりと成長し、さりげない気配りと、ユーモアたっぷりに話す姿に、教職の喜びを改めて感じております。推薦入試の面接練習をしながら、私たち大人を遥かに超えて、大きく成長している高校3年生に一人感動しています。
さて、昨日お叱りのお電話をいただきました。「新横浜行き」のバスの中で、「聖ヨゼフ学園の生徒が大きな声でしゃべっている、おまけに大きな荷物を床に置いて、後部座席に行きたい者が何人もいるのに全くどけようともしない。一体どうなっているのか」コロナ禍でイライラしているのではありません。十分でない私たちの姿をご指摘いただきました。多くの知らない人が乗るバスです。感染予防のためにおしゃべりは極力控えましょう。大きな荷物は、私たちとって大切な勉強道具ですからしょうがないのです。でも、開き直るのではなく、「じゃまになって申し訳ない」と言う思いで、周りへの配慮を示すことが大切です。指摘されるとお互いに不愉快な気持ちになります。配慮することによって、お互いに気持ちよくバスを利用できるのです。勿論、多くの生徒はしっかりとマナーを守って乗車していることは知っています。しかし、ある一人の聖ヨゼフ生がしたことは、皆がしたことになるのです。気持ちの良い朝の通学時間となるように、生徒の皆さんの協力をお願いします。
2020年11月20日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
お昼休み、校長室前でにぎやかな声が。委員会の写真撮影の真っ最中。
毎日活躍している放送委員のメンバー。満点の笑顔です。
卒業してもなお、華道教室に顔を出してくれる卒業生Tさん。元気そうでした。