祝70周年!
中高の昇降口付近に、一枚の定礎石がはめ込まれています。すぐ上には日本語で書かれた銘板もあります。70年前の今日、カトリック鶴見教会の建設を記念し、ヨハネ・ロス司教(S.J)によって定礎石が祝福されたとあります。聖ヨゼフ学園の歴史をまとめている社会科の成瀬先生が教えてくれました。それから約20年後に教会は現在の地に移転し、その建物はヨゼフ館として学園のシンボル的な建物になりました。ローマ数字で書かれている教会の定礎石も、成瀬先生の解説がなければ読めませんでした。また、年月による風化でほとんど解読できなかった銘板も、不思議なことにデジタルカメラで撮影すると文字が浮かび上がって、画面上で読むことができました。70年前、この地に建ったカトリック鶴見教会と、その建設に携わった皆さんの思いはいかがだったのでしょうか。感謝と共に、お祝いいたします。
2020年10月28日(水)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
昇降口の階段を下りていくと、正面に定礎石と銘板があります。
さりげなくはめ込まれており、その存在に気付く人は少ない。多分。
S.JOSEPHは、学園ではなく教会の名前です。XXVIII(10月28日)AD(紀元)MCML(1950)年と記されています。
目視では、ほとんど読めませんでしたが、デジカメで撮影すると、読めるようになるのです。
拡大すると、さらに鮮明になります。偉大なり、デジタルの力。