笑顔
生徒たちだけでなく、誰もが持っていて、いつでもどこでも差し出すことができる。自分だけではなく相手も幸せになる、それが笑顔です。今日もバスに乗り、出発するのを待っていました。7時過ぎ、しかも始発のバスですからそれほど混んではいません。よく見かける中学2年生の生徒が、急ぎ足でバス乗り場に向かってきます。一呼吸おいてバスに乗り込みました。「お願いします」と静かに言いながら素敵な笑顔です。二本木のバス停を降り、学校に向かう間、生徒に声を掛けました。「良いですね。挨拶されると、みんなが幸せになるね。運転手さんもきっと喜んでいると思いますよ。」「小学校からなので、癖のようになっています。自然と出てくるんです。」「こんな素敵な癖は良いですね」「はい」・・・。新型コロナウイルス感染症の予防対策として、ディスタンスを取ることと、大声で話したり、声を上げて笑わないことがあります。中学生、高校生の女子たちにとっては、一番楽しいことを我慢しなくてはなりません。でも、笑顔に距離は関係ありません。笑顔は心の距離も縮めてくれます。
2020年7月16日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
久しぶりの天気回復の午後、陽のさすアトリウムでフェイスシールド。国語の個人指導中、高3生は真剣です。
自習中なのに、カメラのレンズに反応する高3生!
数学選択授業 微分の計算です。私には理解できませんでした。難しい!
さすが数学の先生、生徒の答えを引き出しながら「ファイナルアンサーは?」と最後まで丁寧に?導いていました。
アトリウムでは中学3年生が写真撮影中。「かわいい子多くない?」と隣で見ていた高2生、笑顔の素敵な中3生でした。