そんなこととは知らず。
正面玄関の階段を降り、小学校の方を振り向くと小さな池があります。そこには20年ほど前からカメが住み、「亀吉」と呼ばれ、児童・生徒ばかりか、多くの教職員からも愛されていました。定かではありませんが、当時小学生だったO君が連れてきたミドリガメが大きく育ち、ミシシピーアカミミガメと呼ばれる外来種であることが確認されることになります。このカメは、川や池に放ったりしなければ飼うことができるカメだそうです。今日の午前中「亀吉」が卵を産みました。そうです、「亀吉」は雌でした。一匹で20年近く過ごし、立派に成長した「カメ美」?は、頑張って産卵したのです。実は、この一か月近くカメ美は、池からの脱走を繰り返していました。遠く離れた中高の昇降口や、校内の来賓用トイレで発見され、その都度連れ戻されていました。今にして思えば、私の勝手な想像ですが、産む場所を探していたのかもしれません。切ない!これから、ますますみんなのアイドルになっていく「カメ美」をよろしく!
2020年6月12日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
「静かに」と気を使いながらも興奮している皆様!
適当な産む場所がなかったのか、脱走ルートの階段での産卵となりました。
一昨日の夕方、富士山がある一帯は厚い雲と夕日のコラボレーション、とても幻想的でした。