家族のために
度々お伝えしている、校長日記のmission報告。実は、早い時期に提出された高校3年生Ａさんの報告書は、特別な感がありました。体調を崩されたお母さんに代って、毎日の食事を作りました。報告書の「はじめに」に次のように記されてあります。「3月22日からほぼ毎日、お昼ごはんと夜ご飯を作っています。ですが、その中には、お鍋の日やレトルトがメインの日もあります。このレポートに乗っているものは、そんなちょっと手抜きの日やメニューが被っている日を抜いたものです。ご了承ください。」両親が大好きだったお好み焼き、アジの開き・しろなとベーコンの煮物、焼き鮭・筑前煮・卵焼き・ブロッコリー・・・日々の献立が並びます。受験生でありながら、家族のために昼、夜のご飯を作る、頭が下がります。最後の「ミッションを通して」のまとめの言葉に「ミッションを意識して料理をすることで、家族のために栄養バランスを常に考えることができました。そして、ミッションのおかげで楽しく料理ができました。ありがとうございました。肥満気味の父のために、野菜中心の食事で、味付けも薄めにしたり・・・・・、」何事もプラスにとらえ、前向きに進むＡさんに頭が下がります。家族が大変な時こそ、喜びを持って向き合うＡさんの姿は、わたしたちも見習わなければなりません。がんばれ！そして、いっぱい手抜きをしなさい！
2020年6月10日（水）聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
高校3年のＡさんです。中学校の頃から、様々なチャレンジャーです。
日々の食卓、レポートのように野菜中心、薄めの味付けです。
コメントも楽しいですよ。思わず食べたくなります。
