伝えることと伝わること
高3のSさんは、お母さんの助けをかりて、東海大学医学部付属病院の産婦人科病棟に、マスクを贈られたそうです。「赤ちゃんを産むお母さんや、それに係わる看護師さんのために微力ではございますが、マスクを提供させていただこうと思ってお送りさせていただきました。」と、短いお手紙を添えて。自分にできることを考え、誰かと一緒に(巻き込んで)動き出す。その思いに応えて、病棟責任者の方から素晴らしいお礼状が本人に届きました。「病棟の助産師、看護師にSさんの思いを伝え、日々に役立てていただくようにお願いして参りました。私自身も助産師なので、同じ道を選ぼうとしてくださっていることに、本当に嬉しく思っています。S様が、「なりたい自分」に到達できるようエールを送らせていただきます。Sさまから頂いた真心に最大の感謝を込め、私たちは目の前の患者さんやそのご家族へ、当院の看護部の理想である「愛の看護」の実践をこれからも提供して参ります。」贈ったのはマスクですが、何倍もの大きな喜びと愛をいただきました。心からの伝えたい思いは、しっかりと伝わりました。控えめに校長室に報告に来てくれたSさん、ありがとう。東海大学医学部付属病院のO様、聖ヨゼフ学園の一人の生徒に大きな喜びをありがとうございます。学園の大きな力となります。
2020年6月2日(火)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
生徒の昇降口には、学年ごとの受付があり、検温等の確認が行われます。
今日は高校2年生の登校日、LHRの後は写真撮影が行われました。